奇跡と希望
私事になりますが、心臓外科で有名な病院で手術を行った際、脳にウイルスが飛んで、脳の中枢である視床下部が炎症を起こし、映画の「エクゾシスト」ような、自分の意思とは無関係に体や言葉が出てしまう不随運動を起こしました。
その病院では、一切認めませんでしたが、ある市立病院のまだ若い医師が、できる限りの検査をして、自己免疫性脳炎であることをつきとめてくれました。
それからステロイド剤の服用を含む懸命の治療を施して、何とか、家に連れて帰って介護もしながら、やっと、昼間は一人でも過ごせるくらいに回復してきました。
ところが、今年の2月25日の夜中から早朝にかけて、急死してもおかしくないくらいの重度の脳梗塞を患ってしまいました。
救急車で、病院に連れて行きましたが、左の脳が既に壊死しており、手の施しようも無く、10日間、生死の境を彷徨いました。
幸い、命は取り留めましたが、今度は、リハビリ病院で、院内感染でコロナに感染してしまい肺炎を併発してしまいました。
その危機も何とか乗り越えましたが、最後は、胃瘻の手術を行わざるを得ず、それでも、やっと退院のメドも立ってきました。
退院に際しては、医師の対応が両極端に分かれました。
まず、介護に適した人は見つからないから、施設に入れるべきだという人と、家に帰りたいという患者と
家族の思いを精一杯受け止めて治療にあたってくれた医師とに分かれました。
前者の医師とは話していても、いつも希望が見えて来ず、後者は市立病院の医師ですが、温かい励ましを
与えてくれます。
何度も死の危険に会いながらも、奇跡的に助かり、介護に相応しい人にも出会うことが出来、希望が見えて
来ました
長々と私事を書いてしまいましたが、どうか、お許しください。
実物と写真では色合いが違う場合があります。
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